腕を上げる時に肩部に痛みがある。肩部に柔軟性がなく十分に腕が上げられない。上腕部がくつろいでいる時だるさがあったり、夜間うずいて目が覚めてしまうなど肩周囲のお困り状態もお一人お一人訴えられる状況は色々です。
これらさまざまな状況に対しての上腕部、肩部を傷めた場合の当院での施術の進め方です。問診では患者さんの主訴をお伺いし次に、いつ頃傷められたか、何か原因と考えられる動作はあったかなどの周辺状況をお伺いします。状態把握してから傷めている場所を確認し、見させていただきます。関節の可動域テスト、患部に熱があるなし等の外部からの見立てをします。これら見させていただくと、筋肉の疲労が原因で傷めているのか、神経に負担をかけてしまっているのか等が判断できます。
鍼施術を始める前に患者さんの年齢相応の体格やガッチリ型なのか、痩せ型なのか。腕の筋肉を触ると筋力の強さ等もわかります。色白か、そうでないのか、顔色、足の指の形など東洋医学であればこそ分かる個人個人の体調。これらからも鍼をするにあたっての体調判別情報となり刺激量を判断するための大切な情報となります。
患部の状況を改善することが第一ですが、患者さんお一人ごとに違う体質の中で最も効果あるツボ選択をするは、時として体力ない方の場合は筋肉の緊張を先に和らげるなどの施術を先に施した上で改善が期待できるツボ選択をする。一見遠回りでもある施術の方が身体に無理をかけずに効果期待できる場合が多いと中浦鍼灸院では考えています。肩関節炎、神経痛を伴った肩、腕の痛みだるさ等でお悩みの方は是非に鍼灸施術をお勧めいたします。
体にメンタルにも優しい鍼灸
中浦鍼灸院
