吃音に関して
今までに当院webの記事は「吃音」を2回取り上げました。
私自身が、吃りであることが関係しています。(私が子供の頃は「吃る」「言語障害」と呼ばれていました。今は吃音と表記すべきかもしれません。この記事上では吃音または吃る両方用います)
先日看護師さんで、その方自身も吃音おありの方のお話がラジオでありました。
吃音症の方のお話
聞いていて、その時、その場面で吃るから経験する状況「あー、そうなんだよ、おんなじだよ」頷きながら聞き入ってしまいました。
その一例を挙げると、会話の最中に言葉の先頭文字が出ないことがあります。そんな時、ついつい出やすい言葉に置き換えてしまいます。会話は成立しますが、自分がダイレクトに言いたかったことが、言い換えたことで一般論、客観的表記となります。自分では「直に訴えたかったこと」伝へられなかった。そのことが、もどかしく。心中では「こうなんだよ」と叫んでしまいます。
先の看護師さんのことネットで調べてみると同じ大分県の方で驚いてしまいました。
また、吃音がある看護師さんを対象にした交流会を主催されているそうです。
吃音と鍼灸
私自身の吃音は進学で大阪に行きました。言葉のイントネーション違います。早口だったのがゆっくり喋るようになったのも良かったのか、大分と改善しました。ですが今も、言葉は詰まります。季節の変わり目は、尚のこと発話がよくないように感じます。
鍼灸東洋医学が吃音へのアプローチは、「ツボ」活用です。
五大音 カ タ マ ハ サ
五小音 ハ ヒ フ へ ホ
五中音 ア イ ウ エ オ
上のどの言葉が出にくいかお尋ねし、実際発音してもらってツボ選択の重要な判断材料とします。
吃音の鍼灸施術は幼少であればあるほど改善への期待大きくなりますのでご参考になさってください。