最近の臨床報告
先月首を傷めて来院されたお客様。そして今月令和6年6月初めに膝の内側が痛むとのことで施術したお客様、本日6月12日に来院された、庭の草抜きをした後で膝が痛くなり来院されたお客様の施術に至る説明での共通した出来事を報告します。
お客様は傷めたところ、悪いところをしっかりと見てほしい。そして今の苦痛を理解してもらいなるべく早くに直してほしい。
術者は鍼灸東洋医学ならではの見立てで体調を判断していくことが大切。なぜなら本日のお客様の体調を見て加える刺激の強弱を考えてツボへの鍼刺激を行うからです。
報告例
先月首を傷めて来院されたお客様の場合。首の痛みがいつ頃からなのか、痛みの原因につながる状況はあったのかなどをお聞きした上、お客様のお腹の張り具合、左右手首の脈の強さを鍼灸東洋医学の見立てで見させていただきました。すると明らかに睡眠が十分摂れていない事が推察できました。お客様に「ここ最近の睡眠時間短くないか」お尋ねしました?お客様からのお返事は、少し表情をこわばらせ「そんなこと関係あるの」でした。そこには明らかに、私は傷めた首を何より一番に見て欲しいのよとのお気持ちが込められていました。
報告例
令和6年6月初めに膝の内側が痛むとのこと、施術したお客様の場合。膝関節の内側に熱を持っていました。お腹を見させていただくと、カロリーの摂りすぎ、甘い物等の撮り過ぎが見て摂れました。その事お伝えすると、不快な表情になり何もしゃべってくれなくなりました。痛いところを治して欲しい。日常で楽しみにしていることの改善、指摘はまず、嫌がられます。
鍼灸ならではの
今回のブログの本題です。首を傷めたお客様。首の痛みを和らげる施術行います。でもその前に、施術受けられる時の体調が大事です。睡眠が足りていない時は、首の筋肉もこわばっている場合あります。そこに強い刺激加えてしまうと反対に痛みを強く感じだす事があるので注意が必要です。
膝の内側が痛んだ方の場合。カロリーの摂取しすぎは胃に熱を溜めることになります。その熱が関節に波及しやすくなるので施術の順番は疲れた胃を調子良くして、溜まった熱をツボ刺激で分散させること必要です。その処置をした後で膝の痛みを改善する施術を行うと治り方が速くなります。
的を得た施術とは?
今のお客様の体調を東洋医学的に説明して、ご理解いただいて鍼灸施術しています。
お客様にも、術者にも、的を得た施術。
目指したいですね。