数字の0〜100
表題の0〜100。この数字、当院をご利用いただく生後半年の乳幼児から最高齢は95歳の方の年齢幅です。
生後半年の乳幼児から就学前の幼児によくある夜泣き、かんしゃくを対象とした小児鍼。
高齢の方では、10年くらい前は年齢が80歳を超えると体力も下降気味。鍼灸刺激は特に気を付けて施術していました。
今来院される80代、90代の方々は筋力、体力共にしっかりされている。個人の体力、状況に合わせた施術ができています。
多様の0〜100
表題の0〜100。ここには、多用の症状に対処できるという意味合いもあります。お医者さんに例えると「総合診療専門のお医者さん」と言えるかと思います。鍼灸東洋医学は3000年から4000年という長い時間をかけて人の体と心がさまざまな状況、環境にあって順応できる面もあれば、反面として反発、歪みストレスとして現れることもあります。これらは不快な痛み、痺れ、気分の落ち込みなどとして体現化されます。病院の科でいうと整形外科、心療内科等となります。
鍼灸東洋医学はこれら現れてくる症状に対処していくのに経験により積み重ねられた実証を基本に組み立ててきた医療です。
経験からの医療
当院にお越しになられた膝関節の痛みを訴えた方の実例です。余分な水分の摂りすぎがありました。皮下に浮腫もありました。その上で体を冷やしてしまった事が引き金になり、膝に水が停滞、血の巡りが悪くなり痛みを発現しました。
別のお客様は日頃から気力体力充実していて、家族、友人からも一目置かれ、ご自身も自分の体力に自信を持たれていたそうです。ところがトラブルが続き左の首から、肩甲骨の間に芯があるような痛みを訴えて来院されました。体力に自信持たれた方が、一旦不安を感じると、なんで私がこんなことになるの?強かった私がなぜ悪くなるのかわからず、今までの自信持っての強さが180度変化して、気弱になる事があります。東洋医学では腎虚と見立てて、他に不眠、些細なことで不安にならないか等をお尋ねします。
当院ではお客様の体調を時効の変化に伴う寒さ、暑さ。気圧等の変化も考慮に入れて見させていただきます。

日田小鹿田焼も伝統の陶芸。東洋医学も伝統医療です。