当院のお灸
当院が施術するお灸を温熱療法としての説明ともぐさ成分の効用からの説明をさせていただきます。まずは温熱効果としてのお灸刺激は40°〜80°での温度を用います。高い80°度の温度で施術するのは、捻挫等で筋を伸ばしてしまった、重いものを持ったり、草引きなどで同じ体制が続き関節に熱を持たせてしまった「捻挫」「腱炎」「膝の痛み」「関節痛」などです。心地のよい40°前後の温度はメンタル面の緊張を和らげるのに用います60°前後の少し「チクッ」と熱く感じる温度は消化器系特に胃腸の疲れやもたれなどの状態を改善したいときに行います。
お灸の応用
成分としてのお灸「もぐさ」の説明です。もぐさに含まれる精油「シネオール」という成分を利用します。お灸燃焼の熱でもぐさよりシネオール成分が滲み出てくることで皮膚表面をこのシネオール成分が覆い回復が早まり傷痕も残りにくいです。この特徴を利用して頚部にできる軟性線維腫(イボ)除去に用います。お灸シネオールの働きで除去痕が残りにくいです。
当院は温熱調整で痛みや、関節可動範囲が十分でなくお困りの状態に合わせたお灸を施術しています。お灸痕が残る場合もあります。やむを得ず捻挫等で関節に熱を持っている場合など、その時はお客様の同意をいただいた上でお灸をしています。
