尿トラブル
ニュースで取り上げられたトピックに若年層に尿漏れが増えているとありました。女性は50代後半からクシャミ、しゃがんだ時などに尿漏れを起こすことがあります。原因は、年齢と、出産による筋肉の弛緩(緩みが起こりやすい)、骨盤底筋群の筋力低下(尿道出口の筋力が弱くなる)が原因と考えられています。
トラブルの実情
大手日用品メーカーが20代から60代の日本人女性4万人を対象にした調査結果でも同じような報告がされていました。それは20代、30代の若年層で6割前後の方で尿漏れ経験ありとのことです。ただし尿漏れの頻発で不安を感じる方は割合としては少ないはずです。専門医の勧めとして骨盤底筋群の筋力維持強化が薦められていました。
尿トラブルへの鍼灸
中浦鍼灸院では尿漏れ改善の治療行っています。例えば腰痛の治療で来院された方へ日常生活、お困りごとをお尋ねする中で「尿漏れでも困っている」とお話し頂く場合があります。その時は鍼灸による尿漏れの施術を説明します。東洋医学に蔵象学というものがあります。これは西洋医学でいう生理学になります。尿を作り、膀胱に溜め、押し出す。それぞれに機能を担う蔵が違います。尿漏れでは膀胱に尿を溜めておく働き、尿道を閉める役目を腎という蔵が担っています。施術では腎の働きを高めるツボを選び施術により効果を出しています。この腎という蔵の機能を低下させる原因の一つが体を冷やすことです。日本人は冷たい飲み物を好む人多いです。体質で冷菓等が合わない方もあります。これらも若年者の尿漏れ原因を作り出す要因の一つと言えるかもしれません。尿漏れでお困りの方は是非症状改善のためにご相談ください。