AIの時代へ
ここの所(人工知能)AIが描いた絵、漫画、人のように自然な会話ができるChatGPTと世界中で人工知能が話題となっています。まさに人間が五感で感じた時と同様の表情や振る舞いを人工知能が実行する。そうなった場合、人間と人工知能に実質の差はないのではないか。人工知能が作った小説、映画で人は感動し、人工知能と人間との間の恋愛も成立する?
AIへの不安も
将来人工知能が感情があるかのように振る舞えるようになれば?映画「ターミネーター」ジェームズ キャメロン監督の描いた世界が実在する事となるのでしょうか?これは少し飛躍しすぎでしょうが、今のところは人間と人工知能との決定的な違いは人工知能に感情はありませんということです。
人工知能がつくるものは無機的。無機的=生命力が感じられないさま。人間がつくるものは有機的です。有機的=人が作ったものはエネルギー、その人の熱意を感じる。AIの描いたとされる絵にはここまで緻密に正確な描写力に圧倒されることでの驚きを素晴らしいと感じているだけかもですね。
無機質なもの
人工知能がつくるものは無機的。ということから東洋医学を生業とする私が感じたことは、人工的なLEDの光の下人工の栄養で管理されてできた野菜、その出来栄え、栄養価は路地物をしのぐ程です。でも、栄養分析装置で持ってしても数値化できないものがあります。それは生命力の「気」です。太陽光を燦々と浴びて、時には強い風に根の張りで堪え、雨降らぬときは渇きに耐えしっかり育った野菜には生命力の「気」がしっかり宿っている。それを人はいただく。野菜から自然の恵みをいただくとはそういうことだと思います。
「気」の宿る物をいただくことで人もやる気、元気が出てきます。
気を巡らせて体調をより良く維持することが鍼灸東洋医学の目的です。鍼、お灸のツボ刺激は外部からの刺激ではありますが、心身の調整をご自分の力で回復、鼓舞することです。体に無理をかけない身体調整療法です。気のある物を口から取り込み、鍼灸で心身調整お勧めします。
