血圧測定は施術前に必要
中浦鍼灸院では初診の方や前回の施術日からひと月以上経っての方に施術を始める前に血圧の測定を実施しています。患者さん自身が血圧高いことを気が付かれずに過ごされている場合や、鍼灸を施す場合に安全を第一に考えてのことです。
実際の臨床現場で
先日に肩が凝って頭痛や気分のわるさを主訴とされるお客様が来院され血圧を測定すると鍼灸師が施術を行なって安全と決められている範囲を大分とオーバーする測定値で先に専門医の受診をお勧めしました。血圧を測定することにより脈拍のリズムも知り得ます。ストレス、過労、食事の後等で脈のリズム乱れることがあります。問診時に日常の過ごし方をお伺いして脈のリズムの乱れが気になる方にも専門医の受診をお勧めしています。
ただ、注意したいことは、体調不安を過度に気にされる方がいらっしゃいます。そういった方へは、血圧の高さ、脈のリズムの事で注意が必要とお伝えすることで返って不安を与えてしまいますので、気を付けてお一人ごとの心身の状態を見ながら指導させていただいています。
その時の状態で数値には変化
血圧が高く降圧剤を処方されている方で、日々の血圧を記録することをドクターに指示されている方あります。日々のご自分の血圧の最高、最低血圧の数値わかっておられます。ただ、たまたまバタバタした後に測定して、いつもより高い最高血圧数値を見て驚き不安を感じ、その後何度も血圧測定してしまう軽いパニック起こされて来院いただく方もあります。気分をリラックスするためのツボを刺激して血圧測定してみると安心できる数値に安堵していただくということもあります。血圧測定は誰にでもできる健康管理術ですね。
