天災
能登半島地震発生からひと月が過ぎました。この地震は高齢化進んだ地域で起こった。道路、鉄道復旧が可能なのか等、過疎地が被災してしまった状況をまざまざと知らせてくれます。
何より、被災された方々の不安、恐怖。寒さ、十分ではないかもしれない環境の中で、毎日を過ごされる姿には忍耐強さ感じずにはいられません。
災害に見舞われると
2019年、名古屋で開催の全日本鍼灸学会。展示ブースに天災から「被災後から回復期」の発表がありました。内容をご紹介します。発表は東日本大震災、熊本地震、相模原市台風被害もとにした「被災者集団の心理的、社会的回復過程」とのテーマでした。発災からの時間経過は4段階に分けられています。
発災〜7日目 衝撃期 勇気ある行動をとる。
危険をかえりみず自分、家族、近隣の人々の命、財産を守る。
発災後1ヶ月〜5ヶ月 蜜月期 精神的に高揚。
連帯感が高まり積極的に救助や援助を行う。
発災後半年位〜1年 幻滅期 不満が噴出。
忍耐が限界に達し不満が噴出する。連帯感や共感が失われ
さまざまな相手と対立が起こる。社会的格差が広がる。
発災後1年位〜10年 再建期 日常に戻り始める。
被災地に「日常」が戻り始め、落ち着きを取り戻しはじめる。
万一に備え「ツボ」
甚大なる被害を受けると肉体精神が想像できないほどのストレスを受けてしまうようです。
天災その時鍼灸師である私は何ができるのか?鍼灸は御自分の体表に散在する「ツボ」用いる医療行為です。
鍼灸は病院での内科、外科、婦人科、小児科等に分けられていません。
鍼灸はお腹の調子が悪い、眠れない、腰首が痛い、眼がかすむなど様々な体調状態を網羅します。
考えたくないですが万一天災で被災してしまった。大きな体育館、間仕切りされたスペースで過ごす。
自分、家族の健康を守るため。「ツボ」療治知っておられるとお役に立つかもしれません。
ツボ療治今回のテーマは「下痢」是非Youtubu動画ご参考にされてみてください。
