エビデンスとは?
エビデンスの意味。お薬、治療方法、検査方法、医療の内容全般についてそれがよいと判断できる「証拠」です。その考え方が正しいと客観的に証明、主張するためでもあります。西洋医学で臨床試験の結果エビデンスレベルがAからDで表現されます。Aは「有効性高い」、Dは「有効性非常に低い」となります。
鍼灸効果の数字化は?
鍼灸施術で、このエビデンスなるものが、学会等の場にて提示できるか?ズバリ「NO」です。
お困りの状況で来院されるお客様お一人、お一人の体質、生活環境、思考等全てがそれぞれの方で違います。そのお一人ごとが持つ回復力を、「ツボ」という反応点を用い回復の方向へ導いて行くこと。
これが鍼灸施術だからです。
西洋医学のエビデンスでは対象となるお薬、治療方法、検査方法を偽薬(プラセボ)用いての「二重盲検」で行います。時間をかけ、Aは有効性高い〜Dは非常に低い等のランク判定をつけます。患者さんは十把一絡げにて扱われるということです。
鍼灸で「気」が大事。
お一人ごとの回復力なるものこそが「気」です。体を巡る元気の基です。体調を壊した時に鍼灸にて「ツボ」を捉えて改善回復させていきます。
この「気」は目に見えません。でも、感じることはできます。鼓舞される、その反対のしょげてしまう。これは知人など周りの方からの「ひとこと」で勇気が出た。また、その反対もありますね。
鍼灸施術受診時、お困りごとが鍼灸、そして私との対話等から払拭され安心を得られれば、俄然回復力は高まります。あるお医者さんの言葉を引用させていただきます。「医師は経験がものをいう職業です。一度も診たことがないめずらしい病気の診断は、限りなく不可能に近いです。でも一度診たことがあると、久しぶりに同じ病気に遭遇したと、記憶の引き出しからその病気を想起することができ、正しい診断をすることができます」きっとこの時、お医者さんはパソコンの画面を見るではなく、患者さんを自信に満ちた、和かな笑顔で見てくれていると思います。
お客様と波長が合う。これもお互いの「気」が合う。この相乗効果で回復力は上昇するはずです。
鍼灸の効果確認
医療分野、臨床での効果を確率や数字で表せる。これも信憑性につながるでしょう。
鍼灸はお客様お一人お一人の回復力を、ご自分の体表面にある反応点「ツボ」を用いて高める施術です。
効果はお一人お一人、それぞれに実感していただくこととなります。