思春期とは
小学校の高学年〜中学生の期間は特徴に思春期があります。第二次性徴に伴い体が大人の体に近づいていきます。精神面では自分を取り巻く状況に視野が広がります。そして他者と自分との違い、比較するようになり劣等感といった心理的不安定を生み出す時でもあります。それにプラスして人間関係の問題も生じやすい時期です。
どんな状況
不登校、チック症、夜尿症、起立性調節障害、過敏性腸症候群、吃音症など。心療内科を受診されながら鍼灸も併せて不調を回復させたいという方がほとんどです。親御さんからは「病院の検査では何一つ問題点はないんです。どこがどうあって今のような状況になってしまったのか」といったご相談を受けます。
施術の場面で
親御さんを交えて、ご本人とゆっくりとお話ししていくと、今置かれているご本人の気持ちがどんな状態で、体は怠いのか、頑張ろうと思っても元気が出ないなど詳しく話してくれます。聞き手の私に分かりやすくこうある、どうだといった状況説明ができるお子様は施術において回復に必要とする期間が想定していたよりも短い場合が多いです。
どんな施術
鍼灸を施すツボは、お子様ごとの体力の充実度やメンタル面の緊張状態を大切に、鍼灸独自の見立ての心身情報に加え主訴から決めます。そのためお一人ごとに用いるツボの選択は違ってきます。そして緊張を緩め、気力を充実させる事を目的に鍼灸施術をしています。このような状況で来院されています。不登校、修学旅行前で夜尿症が心配、吃音でお困りなど、どうぞお気軽にご相談ください。尚、吃音に関しては、私自身も吃音症なので経験者としてお話をお伺いします。吃音に関するブログもよかったら「こちら」よりご覧ください。
