原因は
耳鳴りの原因は、お仕事での過労、人間関係等での気疲れ、そこに加え加齢等の身体条件が加わり発症してしまうことです。また、以前から感じていた耳鳴りがストレスになり、その耳鳴り音が最近大きくなったように感じて悩んでいる等のこともあります。
当院の耳施術は
お客様の起床、就寝、朝昼夜の食事を摂る時間など、生活スタイルをお伺いすることから始まります。特に睡眠時間が短いことは耳鳴りの原因、耳鳴り音の大きさと関係があります。次に鍼灸東洋医学の四診法という患者さんを見立てる方法が四つあります。そのうちの一つで望診があります。これは患者さんの容姿から推察して心身へ負担をかけやすい感覚器、内臓等を東洋医学独自の判断法です。
東洋医学独自の見立
東洋医学の見立て方の一つ、望診は字のごとく外から察するものです。その情報から術者は、その方が計画を立てて物事に取り組み、しようと考えたことは終わらせないと気がすまない、というような几帳面な方ではないかという推察を立てる事ができます。このタイプの方は自律神経の緊張を招きやすく、肩周囲の筋肉を緊張させやすく耳鳴りを起こす可能性があります。耳鳴りが気になり熟睡できないなどのお悩みを訴えられるのも交感神経緊張させやすい几帳面な方が目立ちます。
鍼の効果
鍼施術で、まず自律神経を整えること。次に体に余剰水分があるか無いか、又は停滞している浮腫としての水がないか見立てて、その巡りをツボの作用を用いて改善します。耳鼻科でめまい、耳鳴りで三半規管の水分停滞をよくするのと同じことです。
耳鳴りを完全に治すのは難しいかもしれません。今お悩みの耳鳴り音、金属音やジージー音を気にならないくらいまでに改善していくことは可能です。耳鳴りの後にめまい、突発性難聴など発症することが知られています。ご不便感じる耳鳴りは放置せず東洋医学、鍼灸での手当をお勧めします。