万一に備えて
鍼灸「ツボ」療治。今回は冷えによる膀胱炎。痔疾についてです。
2024年元旦の能登半島地震、避難している人々の避難先での様子がテレビ画面に映し出されます。その方々が、今後の不安、地震の恐怖等からの精神的疲労やそれに伴う緊張で肉体的にも不調ある中で辛抱され続けている姿から学ばせてもらうことがあります。災害はいつどこで起こるかわかりません。万一に備えて備蓄品だけでなく、「ツボ」療治を日常で用いていただくことで、ご自分、ご家族が大変な場合の心身不調の手助けとなるかもしれません。「ツボ」のある場所、刺激の仕方等に関してはYoutubu動画もご利用ください。※「ツボ」は体全体にあるのですが、なるべく膝から下、肘から先といった衣服着脱を必要としないところにあるポイントをご紹介するようにしています。
ツボ療治
それでは、今回の鍼灸「ツボ」療治。「冷えによる膀胱炎と痔疾」万一被災して避難所へ身を寄せた場合、高齢の方、体調不良の方は座すか、横になる時間が長いと想定できます。その上、寒さ等の条件が重なると、身体を冷やすこと原因で排尿痛、残尿感や元々痔疾ある方は寒さによる体の冷えで、痛み増す事も考えられます。痔疾ない方でも座位が続く事でお尻に違和感(痔疾初期状況)起こす事も考えられます。
膀胱炎
下半身を冷やすこと原因で排尿時に痛みがある、排尿後に残尿感がある、膀胱炎。
下半身の冷え対策のポイントとして足にあるツボの名前はロウコク「漏谷」と腕にある「オンル」(※ツボ名が漢字表記できない場合、カタカナ表記のみ)
痔疾
座位が長く下半身の血流が不調となることが原因での痔疾。
避難先では運動が思うようにできないかもしれない。座位が長く下半身の血流が不調。元々あった痔が痛み出した。もしくはお尻に違和感を感じ出した。足にあるジョウコキョ(上巨虚)と腕にあるコウサイ(孔最)。頭にあるヒャクエ(百会)
ツボへの刺激は、指、先が鋭利すぎない物、硬貨等。Youtubu動画でもご紹介しています。
