肩関節異常の1例
季節の変わり目、立春を過ぎ日中は気温も徐々に暖かくなりました。朝晩は寒さ続きますね。この時期、お客様の訴えで多くなる症状があります。「五十肩」や「首周りがこわばる」です。施術の一例です。2〜3日前の40代後半男性、主訴「腕が挙がらなくなった」この挙がらないは自力であげられない。ただし、術者のこちらがすこし挙げる手伝いをしてあげると挙げられるという状態。この状況から判断できることが2つあります。1つ目は筋肉、靭帯に傷害は、ほぼなし。ただ筋肉が骨に付着するところ、また筋肉と筋肉の繋がるところ(例えると線路が合流するかのよう)に負担でているかもしれないなということです。二つ目が頚椎の間から出る神経への負担がありそうだということです。
鍼灸からの見立て
症状をお伺いして、状態からの見立てをした上で、最近の生活状況で無理がなかったのか等お尋ねします。そして鍼灸師から見た見立てとして、お客様の舌の色から、食べ過ぎ(それもカロリーの高い、甘い物等多かったのではないか?)が見て取れました。尋ねると正月以来、甘い物を食後に食べ過ぎていたとのこと。胃袋に入ったカロリーの高い食品は熱源となり、関節、特に肩や膝関節に熱が移動して、そのままこもってしまう事が起こります。その結果、痛みを誘発してしまいます。もう一つお伺いしたのは就寝時に横向きで寝ているかどうか?横向きで寝ていると頸椎から出る神経を圧迫してしまいます。この状態が続くと肩への血液の流れに影響出てしまいます。
鍼灸施術
これら見立てをさせていただき、お客様には、胃腸の機能を良くするツボ、肩の熱をとるツボ、局所の頸椎から出る神経へのツボへの施術をさせていただきました。お帰りの頃には少し肩があがり出したと喜んでいただきました。
東西医学の違い
もしこの肩の痛みで整形外科を受診してMRIやX線検査受けても傷害は映像に映りません。先生からは「捻挫または腱鞘炎でしょう、痛み止め服用して、あとロキソニンテープ貼って様子をみてください」多分このような診断になります。今回ご紹介しているお客様は当院を腰の痛み、病院の検査では異常ないが胃腸がスッキリしないということでご利用いただいている方で、今回も肩の痛みに当院をご利用くださいました。東洋医学鍼灸は科学技術では診断できない体調の変化を見立てる事ができます。東洋医学、西洋医学の融合は難しいです。当院ブログ「東洋医学と西洋医学でご紹介しています)お客様の健康には、それぞれの長所を上手に役立てていただく事が大切です。

















