腰の痛み
坐骨神経が何らかの原因(疲労の蓄積による筋肉疲労、神経への負担等)で痛みを発症すると坐骨神経が走行する部位にて痛み怠さ痺れなどを起こします。鍼灸院で扱う腰の痛みでは多い症例です。
帯状疱疹
腰の痛み、大腿部の痺れ痛みで気をつけて見ていかなければいけない症例あります。帯状疱疹です。帯状疱疹で訴えられる症状は坐骨神経の痛み部位と同じです。帯状疱疹では痺れ痛む感じが棘が刺さったような感じでピリピリ痛むのが特徴です。判別は難しいです。帯状疱疹特有の発疹が出て初めて帯状疱疹では?当院では発疹確認できた時点で早期に病院へ行って頂きます。
帯状疱疹後遺症(神経がウイルスによって傷つけられた部位の痛み)で来院されるお客様あります。回復は痛みの程度、傷つけられた神経の部位や範囲、発現から鍼灸施術までの時間が早いほど痛みの軽減につながっています。
予防策
日頃から帯状疱疹になった場合の大変さを見てきていますので、令和7年2月7日帯状疱疹不活化ワクチン接種に行ってきました。保険の適用がない実費接種です。2回の接種が必要です。(初回接種すると2回目接種は2ヶ月後です)接種にかかる費用は1回が¥20000〜¥25000です。地域によっては助成がある。早速住所地の健康増進課の健康医療推進係へ確認とると、私の居住地では「助成はしていない」とのこと。私が医療機関で接種後払った額は¥20000でした。接種日の夜間から胃部の不快感が発生。翌日はなんとなく怠い、熱っぽいので検温すると37.4度でした。ネットにて帯状疱疹不活化ワクチン接種副反応調べると、自分の状態と同じ症状が提示されていました。帯状疱疹生ワクチンより帯状疱疹不活化ワクチンの方が副反応はきつく、発熱等もあるようです。しかしながら、ワクチン接種後の有効性の持続期間が不活化ワクチン、生ワクチンでは違います。
ワクチン効果参照
長崎県大村市の帯状疱疹不活化ワクチン接種関係の説明が分かりよく下記に引用させていただきました。(注意 有効性の持続期間は、各報告における条件や背景因子などが異なることから、有効性の数値を単純に報告間で比較することは適当ではないことにご留意ください。)
不活化ワクチン 生ワクチン
有効期間 10年程度 5年程度
接種3年後 約92.4%有効 約39.3%有効
接種5年後 約89.0%有効 約37.2%有効
接種10年後 約73.2%有効
後遺症に鍼灸
万一、帯状疱疹発症しても、今は良いお薬も開発され帯状疱疹が顔面部に出て最悪な失明も回避できるようになりました。早期に病院で処置していただく。ウイルスによる神経炎後遺症で悩まされる方。痛みの改善されにくいとき鍼灸は有効な場合あります。どうぞご相談ください。
