「病気をみる」
医療において「診たてる」事ができる資格を与えられている医師。同じ「見立てる」ことできる資格もつ鍼灸師。「みたてる」の漢字の意味するところの違いは置いておいて。「何をみる」のかが大切です。先日来院されたお客様の実例です。その方は、足首の皮の厚くなるタコ。これが大きく腫れ物になってしまいました。ご本人は正座ができずとても不自由を感じています。切除してもらう事を目的に病院受診をお薦めしました。後日、来院いただき、病院受診の結果を伺いました。医師からは「良性の腫れ物か悪性の物かは切除してみないとわからない」だから取りましょう。切除をする日も決まったとのこと。患者さんが目的とした切除にはなりました。しかし、患者さんが本当に聞いて欲しかった事。腫れ物あるがための日頃抱えている不自由さ、これを医師に伝えたものの、得てして聞いてはもらえず、腫れ物が良性か悪性かのみに話の重点が置かれたとの事。
「病人をみる」
最も大切な「病人をみる」「病気をみる」どちらも大切なのですが、「見立てる」ことできる資格もつ鍼灸師の私の意見としては、「病人をみる」が先「病気をみる」が次。この順番を間違うとお客さんとの信頼関係がうまく繋がらず、敷いては治りもうまくいかなくなることあります。私の経験です。お客さの訴え「下肢片側の力が入りづらく、痺れる」。術者の私は、運動機能テスト、状況などからまず間違いなく坐骨神経に異常をきたしていると判断つきます。まずはお客さまの状態。症状説明してくれる時の話すスピード、表情の出方などから緊張の度合いが読み取れます。不安、心配があっての緊張をお客様から感じ取れた場合には、「この下肢の状態は頭の血管が詰まった物ではないよ」この一言で、お客様の表情に安堵感出てくるといった経験はよくあります。お客様をみさせていただく時の「何をみさせてもらうのか」。足首の腫れ物のお客様より、この事「再度確認」させていただくことができました。

















