今回の感情は
石破総理の施政方針に「楽しい日本」と打ち出されました。「楽しい」という形容詞、他にも感情を表す形容詞があります。感情が程度によってメンタル、身体を害する、ストレスとなる事あります。今回「楽しい日本パート4」は「悲しい」を取り上げます。(※このあと出てくる臓器の名前、働きは東洋医学で言うそれぞれの働きです。現代医学の臓器、働きとは違います)
「悲しい」の感情
悲しい感情、これは自身や、大切な人の病気、自然災害、事故等から傷つけられた。仕事面で自分の一生懸命に考えた企画が採用されなかった。相手に伝えたい気持ちがうまく伝わらなかった。失恋。さまざまな場面で悲しみを経験します。悲しみの程度が深い事で心、身体の回復に時間を要すると影響を受ける五蔵は肺です。肺という蔵(ぞう)は気を扱う機能を有します。気張る、気合いを入れるなど、精神を集中させて体を動かす役目を担っています。このような役目を持つ肺が大きな悲しみから受けるダメージは、何もする気が起こらない。体が動かない等のメンタル、身体面の状態として表れます。また、最近では、家族同様だったペットの死から立ち直れない事で心身に不調が出て来院される方あります。
「悲しい」と「肺」
悲しみを背負われたお客様が来院された場合、当院ではお客様に現在の心内をできるだけ詳しくお話し頂きます。その後、東洋医学によるメンタル面、身体面の見立てをさせていただきます。辛い状況を改善していくためのツボ選択をします。選択したツボがお客様の心身に神経を通じて、どのように良作用を示していくのかを説明し施術を行います。体表を軽度に刺激する施術ですので、恐怖心を持たれる必要はないとおもわれます。
グリーフケア
身近な人との別れ(グリーフケアご参照ください。こちらより)がお体に影響していることに気づかれず、メンタル面のお薬を処方され改善されず、当院をご利用いただき、お話をしっかり伺うことで、大切な人との喪失感が、体調不良の原因だったとご理解いただく事も少なくありません。
