感情
石破総理の施政方針に挙げられた「楽しい日本」。総理が掲げる「楽しい」の意味合いと、このブログで説明させていただく五感の感情(楽しい、悲しい、怖れ等)とは違います。人の抱く感情には楽しい、悲しい、恐い、怒り等あります。今回の「楽しい日本パート3」では「怒り」「怒る」を取り上げ、その果たす役目や体への影響を考えてみます。
怒りとは
怒りから想像する単語は「怒鳴る、怒鳴られる、怖い顔、威圧など」が出てきます。アドレナリンが放出されて緊張を強いる、強いられる場面、誰しも経験しているやもしれません。怒りの果たす役目の一つとして「対処すべき問題の存在を教えてくれる事」があります。これは他人に不快、害となる事を与え法的に処罰受けるような問題などは別にします。ここで扱うは、親子関係、夫婦、恋人同士、仕事上等で生じたさまざまな問題です。このトラブルを当事者同士が納得いくやり方で解決できれば、これ最善ですね。
五感トラブル
この時、人の心、体はどういった状態にあるでしょうか?解決策を練るといった緊張の継続を強いている。緊張というストレスが継続すると東洋医学の表記で気血の巡りがわるくなります。気血のめぐりは現代医学での自律神経の作用と血液循環と言い換えることができます。
トラブル対策
自律神経の作用に不調をきたすとイライラしやすかったり、めまいなど起こしやすくなります。血液循環に不調をきたすと肩こり、身体のだるさなどが起こってきます。鍼灸院に来院されるお客様でメンタル面の不調原因の多くは、継続した緊張によって生じる怒り感情を発端としています。五感(感情)のアンバランスがもたらすメンタル面の不調。原因が検査等ではっきりしない身体不具合状態に東洋医学、鍼灸は有効です。
