花粉症時期となりました
カレンダーは小寒を過ぎ大寒に至り。厳しい寒さをもうしばらく我慢しなければいけないかもしれません。梅の開花、春の知らせを待ち望むこの頃です。春と聞いてもう一つ、やっかい事があります。「花粉症」です。例年お客様からの花粉症でのお困りは、「風邪を引いたのか?寒気はないのだけれど体がだるい」「鼻水がたらたら出てしまう」「鼻、喉の奥がガサガサして気持ち悪い」「目の周りが痒い」等です。
令和7年の花粉飛散は?
令和7年の花粉飛散状況を気象庁花粉情報でネット検索、情報を読んで要約してみると「スギの雄花は、冬の寒さが厳しければ厳しいほど休眠打破が進みやすく、暖かい日が続くと開花が早まるそうです。今シーズンの冬は12月から1月半ばにかけて寒い日が続いた影響でスギの雄花の休眠打破後は寒さの和らぐ日が現れると順調に開花すると予想されているようです。スギ花粉が飛散開始する時期は、多くの所で例年並みでしょう。」とのことが書かれていました。
花粉症発現は
最後の例年並み。ここが問題ですね。例えば花粉症の方、またそうでない方がインフルエンザA型、次にB型と今流行中のなかで、万一感染された。治って体力が十分に回復していない時に花粉の飛散が始まると体内免疫環境が正常に機能していない状態、もしくは免疫の過剰反応で花粉の影響を受けてしまう可能性考えられます。スギ花粉の飛散量は発表の例年並みで多くはなかったとしてもです。
鍼灸の花粉症への効果
「体内免疫環境が正常に機能していない状態」と文章の中で記しました。その中で「機能」という表現を使いました。「機能」とは、「働き」とも言い換えられます。この機能を正しく発動させることこそ鍼灸施術が得意とするところです。言い換えると自律神経系、免疫機能の働きを整えるとも言い換えられます。花粉症の方への鍼灸施術は自己免疫作用の機能を正常に作動させることにあります。「風邪を引いたのか?寒気はないのだけれど体がだるい」「鼻水がたらたら出てしまう」「鼻喉の奥がガサガサして気持ち悪い」「目の周りが痒い」等の不快状態改善にあたり。御自分の体表面にある「ツボ」を利用する。御自分にとってよりよい正常な免疫活動状態へ移行させることで免疫の過剰反応を抑える。これこそが鍼灸による花粉症施術の「ツボ」を活用した効果です。
