5月11,12日に出席した、全日本鍼灸学会学術大会のポスター発表で興味あるレポートをご紹介します。

名古屋国際会議場にて

 

横浜市に在るクリニックの医療スタッフによる「災害鍼灸ボランティアにおける東洋医学的所見」です。これは、東日本大震災での岩手県大槌町、熊本地震での西原村、台風で甚大被害受けた相模原市で彼らがボランティア活動する傍ら、各地で50~100名の被災者を対象に精神身体面での質問、アンケート調査結果をまとめ報告されたものでした。

 

発災直後から約6年間に渡る集団心理、集団の中で各個人の心理、身体状態は、このような経過をたどって自活、復活されていくのですね。

災害には遭遇したくないです。でも、これからの台風シーズンや発生確率の高いと言われている東南海地震に、もし遭遇被災したら。それからの集団の中での心理、行動を知っておくことは大切です。

 

被災したその時に何が起こるのか?身体的症状として寝汗をかく、口渇、冷たい飲料欲する等、様々な症状が出現してきます。それらを東洋医学的に解釈、解析できる貴重な研究レポートでした。

もし、水も、電力も十分に確保できない状況が発生した場合、いまの、西洋医学はたぶんお手上げ状態、鍼灸はその時、何ができるのでしょうか?

中浦鍼灸院